手術

高い場所にある神社。
なんて清らかな空気なんだ。

自然は美しい。

私は自分の中の自然治癒力を信じておりちょっとのことでは薬も飲まないし病院にも行かない。

そのうち良くなるさと楽観的に大らかかな心で不調を見守る。
今私は市内の大きな病院にいる。

首すじの異変を1か月前くらいから感じていたがいつものように様子を見守っていた。

しこりのようなものが日に日に大きくなっていたがあまり気にせずにいたらそれを見て親しい友人がすぐに医者に行けと言うので仕方なく行った。

「市内の医療センターに紹介状を書くので検査に行って下さい。」

えっ。私病気なの…?

そんなわけで今日は検査に来たのだが結果はなんてことない良性の腫瘍とのこと。

「そのままでも問題ないけど切った方がいいね。」

何か変だなと思ってからすぐに皮膚科を受診していればこんな大がかりなことにはならなかったかもしれない。

自然治癒力を過信せずこれは専門医に診てもらうべきというボーダーラインをもう少し低めに設定し直すことにした。

だって切るのこわいもん。

お金と時間も費やすことになる。

あっ、でも手術だから保険がおりるのでは。






とにかく大したことはなく心の荷がおりたのでコーヒーを飲んでから帰る。

この日記に記すことで然るべきタイミングできちんと医者にかかることを決めた私です。
不安な気持ちからしばらく食欲がなかったので今日は何か美味しいもの食べよ。

nuï

ヌイの中身の人の箸にも棒にもかからない日記。 誰かに手紙を綴るように書く日もあります。

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