夏のある日

ご近所のお宅で不幸があり御見送りをする朝はどこか身体も心も重かった。

出勤前にいつもの場所にコーヒーを飲みに行ったら顔見知りのお客さんがいて小一時間話したら少し気持ちが晴れた。

車に乗って一人になったら自分の親が急にこの世から居なくなってしまったら…とまた哀しくなった。

今朝はそんな朝だった。

今日一緒にコーヒーを飲んだ方は73歳のマダムだけどいつもいろんなことに興味があってそれをご自身で体験なさってるところが素敵だなと思った。

「こないだはナガノのフラペチーノ飲んだのよ。」

なんて仰っていて色々試しているから話題も豊富。

「家のローンがあって子育て一生懸命やってるときが一番張り合いあっていいのよ。」

なるほど。そういうもんなのか。

張り合いがあるのと頑張ることは似ているようで違う。

張り合いというのは言い換えると湧き出る気力、頑張るというのは頑を張るという能動的な感じ。

頑張る”の語源は、我を張る、頑なに張る。 そして、その場合の意味は“苦しさに負けずに努力する”

目標に向かって努力する姿はかっこいいし胸を熱くさせられる。

私は今日13年勤めた会社を退職した。

社会人として24年とにかくがむしゃらに頑張ってきてなんだかふと力を抜きたくなった。

頑張ることは正義、怠けるのは悪みたいな風潮があるかもしれないけど私はステージを降りた。

“人は本来頑張らなくていい存在”

先日買った本にあった言葉。

“私たちは起きている間はたいてい頑張っているわけなのですが、本来の自分に戻ったときというのは、もう頑張る必要がなくなるんです。
過剰に頑張らなくても、自分の内側が穏やかで幸せで、何をやっても結果的にうまくいくようになります。”
    蓮村 誠先生の白湯の本より抜粋


あゝこの感覚わかる。
今の自分の状態。




職場の子と朝ごはん。

ランチだと休みの日合わせたりしないといけないけど出勤前の朝ごはんならそれぞれの生活に戻れる上に気持ちいい1日のスタートが切れる。

さてこれから出勤します。
久しぶりの日記、読んでくださってありがとうございました。

皆さん素敵な一日をお過ごしください。

nuï

ヌイの中身の人の箸にも棒にもかからない日記。 誰かに手紙を綴るように書く日もあります。

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