年に何度かやってくる風邪。
毎回同じ症状なのでもう慣れたもんです。
くしゃみ連発鼻水ずるずるから始まり味覚嗅覚が麻痺します。
これが一番困ります。
具合悪くとも私が稼働しないとご飯が食べられません。
こんな時は味付けを要しない料理を考えて作ります。
チキンカツにきゅうりと新玉ねぎの酢の物(味が薄いと言われ)それに味噌汁(いつもより濃いと言われ)。
私はお茶漬けでも食べようと冷蔵庫から白だしの瓶を出し水で薄めて煮立てていました。
お母さん何作ってるのと子供に聞かれお出しを煮立てているんだよと答えると酸っぱい匂いがするよ、とのことで。
白だしだと思って冷蔵庫から出した瓶はお酢だったのでした。
何食べても味がしないのでつまんないったらありゃしません。
今回の風邪では頭痛の鎮痛剤は服用しましたが風邪薬は飲んでいません。
『風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するもの。
自然な経過を乱しさえすれば風邪をひいた後はあたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる。』
風邪を通して、人間の心や生き方を見つめた野口晴哉の名著。
本当はゆっくり休んで眠って自然に治したいと常々思っていたけど早く治らないと家族に迷惑がかかるし仕事も休めない。
だから仕方なく風邪薬を飲んでいたけど数ヶ月おきに風邪をひくのは薬で無理やり治すふりをしているからではないかと。
そんなわけで風邪っぴき4日目。
幸いにも食欲はあるので食べて身体を温めてゆっくり休んで過ごします。
先の白だしと間違えて入れたお酢。
これ美味しいんです。
新玉ねぎにかけてもいいし揚げ物にかけてさっぱり食べても美味しい。
早く味覚が戻ってほしい。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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