家族構成は夫、私、小学四年生の娘、四歳の息子。
いつも四歳の息子が私にべったり(そうさせているのは私なのかっ⁈とはっとさせられた)なので娘が寂しい思いをしている。
なので時々男チーム、女チームに分かれて休日を思い思いに過ごす。
先日はそんなチーム別デーだったので娘と二人きりで出かけてきた。
まず家を出て近所の美味しいパン屋でお昼とおやつのパンを調達。
お昼ご飯用はソーセージとザワークラウトの入ったパン、バターと板チョコのパン。
美味しいモノは脂肪と糖でできている。
そんなことは気にしない気にしない。
車内で美味しいね、と言いながらパンを食べ目指すは上田市にある美術館。
以前から観ようと決めてたウィリアムモリス展へ。
初めてウィリアムモリスを知ったのはNHKで放送されている「デザインあ」という番組だった。
繊細で美しい絵に目を奪われ、
「役にたたないもの、
美しいと思わないものを、
家に置いてはならない。
HAVE NOTHING IN YOUR HOUSES
THAT YOU DO NOT KNOW TO BE
USEFUL OR BELIEVE TO BE BEAUTIFUL.」
の言葉に心奪われ。
いつかこの人の作品を観てみたいと切に願っていた。
大人用と小、中学生用のチケット。
ここまでが撮影可能エリアだった。
携帯電話のボタン一つで知りたい情報はすぐ目にすることができるこの御時世。
時代の変化と成長はもちろん喜ばしいこと。
でも自分の血肉にするにはやはりインターネットだけでは足りなくて。
こうして時間とお金をかけて娘と一緒に本物に触れられたことが何よりも嬉しく。
帰りに温泉入って帰ろうよ、とお気に入りのあぐりの湯へ。
お気に入りの理由は景色がいいのと直売所の買い物が楽しいこと。
お風呂上がりの休憩所から見た景色。
お天気も良く山を眺めながら入る露天風呂は最高。
サウナで汗を流しすっきり。
風邪気味だったのだが、汗を流しまくることで毒素が流れていく気がする。
本当は身体に負担がかかっているのかもしれないけどこの「気がする」というのは自分の中で大切にしている感覚。
近隣の方がこさえた美人な野菜たち。
パプリカはピクルスにして、ケールはスムージーにして。
こんなマグカップや湯のみなんかも売っている。
何人かの方が焼き物を出しているのだけどいいな、と手に取るのはいつも同じ作家さん。
今回もまた同じ人の買ってしまった。
お値段300円也。
手にしっくり馴染む感じが良くて。
朝の白湯飲みにしよう。
そんなとある秋の休日の記録。
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