ありがとうのまとめ

前回の更新から随分と時が経ってしまいあけびが実る季節になっておりました。
(そしてこの日記を公開する頃には金木犀の咲く時期になってしまいました。)

ありがとうという感謝の気持ちで溢れていたこの1ヶ月余りのことをここに記しておこうと思います。



素敵な扇子。

一生使える扇子が欲しいとずっと思っていて。
いつか出逢えるはずと気長に待つつもりでいたのにまさか贈り物で戴くことになるとは。


宮脇賣扇庵という京都のお店のもの。

細部まで美しい手仕事。


私は普段明るい色の服をあまり着ません。

白、黒、灰色、紺がほとんど。

その反動からか小物はピンク色が好き。

そういうことも踏まえてこの素敵な色を選んでくれたことが嬉しかったです。

毎夏をこの扇子と共に過ごします。



誕生日プレゼントに傘を選んでくれた方。

感激のあまり涙が出そうになりました。

傘が壊れちゃって、という会話をしたかどうかの記憶はないけどそんな些細な一言を覚えていて下さったんですね。


使う人の立場に立って職人さんがひと針ひと針縫っている様子を動画で観て胸が熱くなりました。

壊れても修理してもらえるので一生大切にします。

今はまだぴかぴかの木の持ち手にどんな歴史が刻まれていくのかしら。

傘が入っていた箱を入れる布の袋がまた素敵。

灰色と桃色の組み合わせもとても好き。

この傘を持った朝はいつもより背筋が伸びていたように思います。


25年来の友達とは誕生日プレゼントをリクエスト制にしており今年はメイクブラシをお願いしました。

なんの毛だったかしら、ちょっと忘れてしまいましたが柔らかくて肌に当たる感触が優しい。

デザインも好き。

ずっとマスクだからチークは塗っても隠れてしまうけどこのブラシの感触が味わいたくて毎日使ってます。

チークも新しいの買っちゃった。

たとえ隠れてしまっても鏡の中の自分がご機嫌になるようにしたいから。

やだー。女子っぽいこと言っちゃった。

漢方と薬膳を学んでいる友達からはこちらのお茶が送られてきました。

黒豆とナツメ、龍眼がブレンドされており蒸らしてお茶を飲んだ後にこれらを食べるというもの。

女の子が1日ご機嫌で過ごせるためのブレンドとの謳い文句にすっかり便乗させてもらってます。


にっがーい。

でも身体にいいらしいので飲み込んでる。

顔の血色をよくしてくれる粉。

職場の仲良しちゃんがお洒落なティーマットくれました。

ティーマットとは洗った食器や鍋などを置くタオル的なものだそう。

やーん。嬉しい。

洗いかごがいっぱいで洗った鍋とかどこに置く?といつもモヤっとしていたところに救世主が現れた感じです。

今日友達がお手製のモンブランを持ってきてくれました。

栗の皮を剥いて茹でて潰して…と私からすると気の遠くなるような手間をかけて作ってくれました。

本物の栗の味がしました。(当たり前だけど)

うちから車で1時間くらいのところに住んでいるのにわざわざ届けに来てくれました。

絶妙な甘さで最高に美味しかったし何よりその心が嬉しかった。

今年はよくモンブランを食べました。

なんだか色々あった秋で私にとってモンブランは特別なケーキになりました🌰

9月で43歳になりました。

歳を重ねていくって楽しいなと思います。

周りの人に愛情を素直に伝えられるようになったから。

おばちゃんて人との距離感が近いのはそういうことだったんだ、と最近わかりました。

若い頃は愛って言葉が照れくさかったけど最近ではそれが一番大事だなあと。

誰かを想うことが原動力になる。

いつもいつも本当にありがとう。


nuï

ヌイの中身の人の箸にも棒にもかからない日記。 誰かに手紙を綴るように書く日もあります。

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