それぞれであること

夏休みも中盤。

中学生の娘の所属する部活は夏休み中の活動がないので毎日家でぐうたらしている。

漫画を読んだりテレビを観たり絵を描いたりして一日を過ごしている。

宿題のペースも勉強のやり方も本人に任せており、困っていそうな時に手を差し伸べるという見守りスタイルにしている。

その方がお互いストレスなく過ごせるし、本人のやる気も起こりやすいと思うから。

しかし娘のぐうたらぶりにはやや不安を感じてきたので昨晩こんな話を持ちかけた。

「毎日の時間の使い方についてあなたは満足しているのか。」と。

「今日はこれを学んだな、とか昨日より少し成長したなとかそういう気持ちを感じない毎日にあなたは満足しているのか。」

娘は口をへの字に結んで
「もう寝る、」
と部屋に行ってしまった。


子は私の分身ではないから個として接するようにしている。

だけど自分のこどもだからたくさん心配もするし悩んだりもする。

寝る前に1人になって色々考えた。

こないだのテストの時は娘なりに頑張って点数を上げたという結果をきちんと出していたじゃないか。

やる時はきちんとやれる子じゃないか。

今朝起きて娘と顔を合わせた時に大きな笑顔でおはよう、と言った。

娘は少しばつが悪そうな顔しておはようと言った。

そして
「お誕生日おめでとう。
あなたがうまれてきてくれたこと、お母さんは人生で一番嬉しかった。
元気でいてくれればそれだけでいい。」

という言葉が自然に口から漏れてきた。

これが私の本心なんだと自分で気付いた。

そう。
母さんはあなたが毎日美味しくご飯を食べられているだけで充分幸せです。

あなたのお母さんでいられることを誇りに思います。

って当初書く内容と全く違うものになってしまった。

今日は心の赴くままに綴りました。

さて、午前中に作った娘の好物のレアチーズケーキが固まったころかな。

お誕生日会の準備そろそろ始めよう。

nuï

ヌイの中身の人の箸にも棒にもかからない日記。 誰かに手紙を綴るように書く日もあります。

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