プレゼント

爪に装飾を施すというのは生活の中で皆無だけど人知れぬ足の爪だけはいつも紅くしている。

女らしさに欠けている私の女としての主張なのかもしれない。

40の女が300円のネイルを塗ってるというのもなんだか物哀しいような気がして。

よれよれのパンツ履いているような感覚なんだろうか。

人からは見えないところにお金をかけたくなってきたのは歳を重ねたからだと思う。

もちろん価値観は人それぞれなので300円のネイルだっていいんです。

して。

女友達が贈ってくれたシャネルの真っ赤なネイル。

ハイブランドとは無縁の私だけどやっぱり美しいものは美しい。

こんなおまけもつけて。

紙好きな私の心をムンギュと掴む。
勿体無くて使えないやつ。

先日40歳になった。

39歳と40歳は同じ日常の延長線上にあるのだけど背筋が伸びるような気がした。

nuï

ヌイの中身の人の箸にも棒にもかからない日記。 誰かに手紙を綴るように書く日もあります。

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